中国語翻訳の変遷 | 翻訳会社ソリュテック(福岡翻訳センター)
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中国語翻訳の現場から

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このページは中国語翻訳の現場での日本スタッフと中国スタッフにおける何気ないコミュニケーションを掲載しています。

中国における賃金格差

仕事のノウハウは日本は中国より大幅に進んでいるが、日本人は高コストで、交通費は中国スタッフの 10 倍以上、宿泊は高級ホテルで、庶民の数十倍以上、賃金も中国人の平均給与の数十倍であり、中国の低コストなビジネスと比較すると競争力が低い。 翻訳ビジネスは、それ以外のビジネスで既に起こっているように生存競争の時代を迎えるものと予想される。 中国語翻訳に関しては、日本と中国の連携により、一層、高品質で低価格なサービスを提供しなければ生き残れない。

中国では外国人が増えてきている。 中国では生活コストが安く、また、最近の発展に伴い仕事も多くなっているというのが主な理由。 日本と中国の交流の高まりに伴い中国語翻訳の需要も増加。 中国では、高品質の製品が製造可能になってきているが、歩調を合わせ、翻訳も品質が向上。 中国語翻訳でが優秀な人材の確保が鍵。

中国へ進出するが失敗する企業は少なくない。 原因はいろいろ。 中国側パトナ−の資質や品行も問題だが、日本側にも問題がある。 特に日本人の金にものを言わせる手法は中国人の反感を買うには十分。 その上、決断は遅く、思考が閉塞的で、中国のローカルスタッフを重用する欧米企業と対照的。 中国に進出を考える企業は、まず、自らを中国人と一緒にやっていけるように改造する必要がある。

普通の工場労働者の賃金は日本の 10 %ぐらい。 特殊なエンジニアは日本より高いケースもあり、中国家電の最大手の品質部長は日本人より賃金が高い。 千差万別、能力主義、これが現在の中国。

日本と中国の仕事の進め方の差

中国ではビジネスチャンスが生じると、大雑把に検討して、プラス要因がマイナス要因より多い場合にはすぐに実行に移る。 実践の過程で何か不備があれば、その時点で改善しながら進めば良いという考え方で、「石を触って川を渡る」 と例えられる。

日本人が書いた中国人分析、中国でのビジネス関係の本は役に立たないものが多い。 これは、著者はほとんど企業のトップなどであって、中国の本当の現場を知らない人が多く、上司の視点や日本人の視点だけでそのような本を書いているため。

中国の長い封建社会の歴史、植民地の苦痛、文化大革命の厳しい政治環境、途上国として急激変遷の社会構造には敏感に把握しないと、表面的、個別的、感情的な感歎は何の意味もない。

中国は経済面では基本的には 「努力すれば報われる」 社会となっています。 若者は向上心が強くて、自分の青春を謳歌するため、多大な努力を払い、給料を稼ぎ、購買意欲も旺盛。

欧米企業は虎視眈々と中国市場を狙っているが日系企業は出遅れている。 その根底には、真の中国の現場に対する理解の不足ということが大きく存在している。

中国では礼儀より打ち解けることが重要

中国ではお客さんと会うとき、最初の段階から会社のことを紹介せず、お客さんの心配ごとや悩みに対して丁寧に説明すると、うまくいくケースが多い。 お客さんを安心させることが第一。 日本の形式的な礼儀は禁物。 中国では、よそよそしく聞こえてしまう。

中国国内の翻訳市場

中国の市場では品質とコストはもちろん最重要ですが、コネも人脈も必要。 昔からつながりのある翻訳会社に発注を行う傾向。 政府系機関などはコネのない翻訳会社は全然進出できないのが現状。 但し、そのようなコネで仕事をやっている翻訳会社は品質が低く、いずれ淘汰されると予想。

台湾の年号

台湾での年号に関してですが、「77年」 は台湾独自の年号で 「中華民国77年」 の意味で、「民国77年」 とも略称されます。 西暦の場合は、必ず西暦xxxx年と称します。 台湾では公式の新聞、広報では「91年」 とは、普通 「西暦2002年」 との意味。

中国の文化程度

管理面や知的面においては日本は中国に比べて大幅にリード。 秩序、サービス、ルールから見ると、日本の文明程度は中国より 50 年以上進んでいる。 確かに中国人の購買力は上るかもしれませんが、教育を徹底しないと、いくら豊かでも文明国家とは言えない。 マナー知らない国民ばかりの国はいくら発達してもダメ。

中国人の顧客の中にはルールを無視する人が多い。 先日、ある会社から翻訳を受注した際、納期は火曜日の午前 10 時 30 分であるにもかかわらず、月曜日の昼ごろ同社から電話がかかってきて、至急、 1 時間後にフロッピーを持ってきてくれ、そうしないと、キャンセルするとのこと。 中国でビジネスをやるのは日本でビジネスを行うより大変。

中国人の給与が低いことは広く知られているが、優秀な人材は給与が高いことは意外と知られていない。 現在、日本の工場の中国進出の割合が速いため優秀な人材はひっぱりだこ。 優秀な人材に対する賃金レベルは日本と変わらない。

おまけに、賃金の高い会社に移るジョブホッピングを行う傾向があり、高い賃金を払えない場合には優秀な人材が途中で退社する。 中国は単純労働では労働コストが低くてメリットの多い国であると言えるが、高度な頭脳労働では舵取りは難しい。 また、日本同様、若者は自由を求める傾向が強く、雇用する側は大変。


中国における翻訳の方向性

中国も完成度の高い翻訳が要求されるようになった。 中国ではWTOの加盟などで様々な領域で国際交流が活発になり、新しい名詞や用語が続出。 中国語で何と表現するのか、日本語の用語は中国語で何とぴったりと表現するのか難しい課題。

中国は近年急速に改革が進んでいますので、新しい辞書でも載っていない用語は多い。 従って、翻訳会社の真の実力が問われている。 (翻訳会社が最先端の辞書の役割を果たしている)

日本の製品やサービスの 1/3 は中国で販売・提供されることになると予見。 それに伴い日中翻訳の業務は増加し、マニュアル、知的財産、特許、事業計画、契約書、商品宣伝資料などの翻訳がかなりの勢いで増加するものと推測。 従って、中国国内で優秀な人材をより多く確保しておくことは急務。

先週も日本に滞在している中国人の留学生の翻訳した契約書(日本語→中国語)の訳文を読みましたが、文法はほとんど日本式で、普通の中国人が読んだ場合、必ず誤解を招くようなものでした。 正確で気品のある中国語は中国人であったとしても、なかなか書けるものではありませんが、それでも、中国国内の中国人翻訳者の方が中国人にとって自然で美しい翻訳を提供できることはほぼ間違いないと言っても良い。

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